無理にジェルネイルを剥がすと?
ジェルネイルをされている方ならご存知かと思いますが、ジェルネイルを剥がす為には「ソークオフ」と呼ばれるアセトンを染み込ませたコットンを爪の上に置き、10~15分ほどアルミホイルで包んでおくことをしなければなりません。
そうせずに無理に剥がしたりすると、爪の表層が剥がれてしまいます。
爪は積層した構造をしており、特に表層は脆く、無理に剥がすと簡単に剥がれてしまい、爪が薄くなってしまいます。
それこそサンディングで削れる厚みと比べても、全く異なります。
ソークオフをせずに無理に剥がした時のジェルネイルの裏側、ベースジェル側には爪の表層がついていることがあります。
それほど目に見える層が剥がれてしまうので、それを繰り返すことでどんどん爪は薄くなっていってしまいます。
それが爪がペラペラになる理由の一つです。
爪が乾燥状態になると?
もう一つの理由は、ジェルネイルをすることにより、爪に蓋がされている状態となり、水分や油分の供給がすくなくなってしまいます。
そうなると、爪の中からどんどん水分や油分が抜けていき、カスカスになってしまいます。
結果として、爪がペラペラになるような感じを受けます。
またそうした乾燥状態になると割れやすくもなります。
生爪の時にお風呂にはいると、柔らかくなるのは、熱のせいだけではなく、水分がたっぷり供給されているからです。
ジェルネイルをするとその真逆のことがおきます。
爪を柔らかく、ぺらぺらにしないようにするためには
まずは絶対にジェルネイルが剥がれかけているからといって、無理に剥がしたりしないことです。
ちゃんとソークオフをすることです。
そしてソークオフにつかうアセトンは凄く水や油を吸い取る性質があるので、しっかりと水分と油分を爪に補給することが大事となります。
しかし、すぐにジェルネイルをまたつける場合にはそうすることができないので、施術後に爪根本にオイルを塗って少しでもオイルが爪にはいるようにして下さい。
確かに水分を爪に与えすぎると、今度はベースジェルが剥がれてしまうかもしれないというリスクはありますが、それでも爪がペラペラになってしまうよりは良いと思います。
ベースジェルも日々進化しており、水分にも強くなってきたので、ちゃんとしたジェルネイルを選べば今はもう大丈夫だと思います。