安く済むセルフネイル
少し昔まではネイルサロンに行ってジェルネイルをして貰うと10000円近く、それ以上かかっていたと思います。
今ではずいぶんお店も増えて、大きめな駅前やエキナカに小さなネイルサロンがあったり、イオンモールにもネイルサロンが入っていたり、またはヘアサロンに併設されていたりとどこででも見かけます。
その分価格も随分と下がり、ホットペッパーのクーポン等を使えば、3000円くらいでもしてくれるところも多い印象です。
それでも自宅で、セルフでネイルをするほうがずっと安いですよね。
セルフってどのくらいお金がかかるの?
セルフネイルはすること自体にはもちろんお金がかかりません。
でもセルフネイルをするためにはいくつか準備が必要です。
ネイル用ライト、筆、プレパレーション用道具、ジェル等です。
一番安いものを楽天やアマゾンでそろえた時にかかるお金は、約4000円です。
もちろん何回か使えるので一回ネイルサロンに行く費用よりはずっと安く済むと思います。
この4000円にはカラージェルは数色しか含まれていません。
春になればパステル調のカラーや秋になればくすみカラーといったようにどんどんカラージェルが欲しくなるのではないでしょうか。
激安カラージェルは約200円くらいですので、10色そろえると更に2000円かかります。
それでも約6000円で半年楽しめるのであれば、ネイルサロンに行くことに比べたら全然安いと思います。
セルフとプロの違い
セルフネイルとプロにしてもらうネイルで一番違うところは、手間です。
セルフは思った以上に手間がかかります。
慣れていない方であれば、両手終えるのに3時間はかかると思います。
凄まじい徒労感の果てに出来上がったネイルは、やはりプロにしてもらうのと比べては見劣りしてしまうと思います。
私も何度も自分の爪に塗りましたが、指につかないように、きれいな形をつくるためにすごく集中力が必要でした。
またプレパレーションも綺麗に十分にできていない時はすぐに取れてしまったり、浮いてしまったりということもあるかと思います。
それでもセルフでやりたい人向けに
それでもセルフでやりたい、上手くなりたい、資格をとりたいと思っていらっしゃる方も多いかと思います。
その方向けに研究者目線でアドバイスができればと思います。
プレパレーションは十分にできている前提として、まず選ぶジェルですが、これは人によって相性があるため一概にこれが良いとは言えません。
ノンサンディング系のパラジェルが良い方もいらっしゃいますし、ソフトな付け心地のカルジェルが良いと仰る方もいらっしゃると思います。
それぞれ設計思想が全然異なっているので、どれが良いと言うのは本当にむつかしいのです。
ただどのジェルを使う上でも、メーカーの推奨硬化条件を守ることは非常に重要です。
できれば同メーカーのライトを使うことが一番です。
なぜならそのメーカーはテストをするときに間違いなく自社のライトを第一に使うからです。
良心的なメーカーはいくつかのライトで実験を行うとは思いますが、自社のライトで硬化して、他社のライトで硬化しない場合、それは推奨外として扱うだけで、どのライトでも硬化するものを作っている訳ではありません。
同じように見えるライトであっても、その性能には大きな差があります。
これはライトの良し悪しというよりも、どんな波長でどんな照度に対応してつくられたジェルなのかというところがポイントです。
一見硬化しているように見えても、内部の硬化状態は理想としている状態か分かりません。
プレパレーションをしっかりしてももちが悪い、艶がでない、カラーに皺が寄るといった問題がある場合には一度ライトを見直してみてはいかがでしょうか。